きらの里とは?
八幡野温泉郷 杜の湯 きらの里は、伊豆の東側、静岡県伊東市にあるハイグレードな温泉旅館です。
4種類の宿、8つのお風呂の大浴場、3つの貸切風呂など施設が充実。6600坪の敷地には、癒しの里山風景が広がります。伊豆の温泉旅館の中でも間違いなく極上の宿のひとつと言えるでしょう。
目次
きらの里はこんなところ
きらの里がどんなところか、良かった点を交えながら紹介させていただきます。
施設が充実
まず最初に訪れる建物、チェックインやお土産物を買うことができる帳場。帳場のすぐ前には、海鮮しゃぶしゃぶの「海つばき」と溶岩焼きの「山ぼうし」というお食事処、すぐ近くには陶芸を体験できる「陶芸工房 釉らく」があります。
足湯の近くには、夜鳴きソバの屋台があります。22時にオープンしますので、夜食に最適ですね。杜の湯は8種類のお風呂が楽しめる大浴場です。敷地の奥には、露天風呂付きの離れ「竹ぶえ」があります。
離れ「竹ぶえ」が豪華
古民家をイメージして造られた、離れ「竹ぶえ」。7.5畳の居間と6畳の寝室、源泉掛け流しの露天風呂付きという構成。
天井が高くて広々していますし、天窓から外光が降り注いで明るいです。掃除が行き届いていて清潔感があるなと思いました。
布団はもうセッティングされているので、通常の温泉旅館のように、仲居さんが布団を敷きに来て若干気まずい空気になることもありません。露天風呂は24時間いつでも楽しめます。
客室は、離れ「竹ぶえ」のほかに、帳場に併設されている旅籠「八幡野」、少し高台にある広めの別邸「山の音」、コンパクトながら相模湾を望める景色が魅力の個居「うみ蛍」があります。
露天風呂付きの客室は、こちらの離れ「竹ぶえ」のみですので、断然こちらをおすすめします。
貸切風呂が良い
大浴場のすぐ隣には、3つの個室貸切風呂があります。個室風呂案内版には、鍵付きの札がかかっていますので、札を取って該当の貸切風呂に向かいます。札がない場合は入浴中ということですね。
どの貸切風呂も人気で空いていないことが多いですが、朝7:00~8:00あたりの時間帯が比較的空いていると思います。個人的には「岩座」が一番広くて雰囲気も良くおすすめ(写真右下)。
心配りが嬉しい
作務衣と一緒に足袋も置いてありました。外出用のナイトガウン、かごにはあらかじめバスタオルとフェイスタオルがセットされていました。貸切風呂や大浴場にいつでも行けるよう外出時には、かごは持ち歩いたほうが良いです。
無料サービスも充実しています。22時に足湯前にオープンする夜鳴きソバの屋台では、昔ながらのラーメンを味わうことができます。
大浴場では、風呂上がりの無料ドリンクサービスがあります。これは嬉しいですよね。日中は乳酸菌飲料、朝は牛乳 or コーヒー牛乳が置いてあります。
1日の変化が楽しい
きらの里は、ひとつの村のようになっているので、散策するのが楽しいです。木々に囲まれ水が流れて、癒しの要素が盛りだくさんです。
夜の散策もおすすめです。静かな夜に響く虫の音とやわらかな優しい灯りは、また日中とは趣が異なり良い感じです。秋冬は冷えますので、ナイトガウンを着て出掛けましょう。
鳥の鳴き声と澄んだ空気が気持ち良い朝。散策がてら大浴場や貸切風呂へ行くのも良いですが、部屋での朝風呂は特におすすめ。
ごはんが美味しい
「海つばき」で海鮮しゃぶしゃぶをいただきました。それぞれの料理は少量ですが、充分お腹いっぱいになりました。月によって内容は変わるようです。
メインの海鮮しゃぶしゃぶは、伊勢海老・金目鯛・鰤などの魚介類と全国から取り寄せられた新鮮な季節の野菜をしゃぶしゃぶします。魚介類はもちろん美味しいんですけど、野菜がシャキシャキで本当に美味しかったです。
朝食も種類が豊富で美味しかったです。サービスメニューで、地養卵・納豆・塩辛・おかゆの中から2つ付け足すことができました。地養卵を使って卵かけごはんにするのがおすすめですね。お米は山形県産のつや姫でした。
「海つばき」の窓際の席からは、海を望むことができました。天気が良ければ最高ですね。
嬉しいドリンクサービスとして、水出しアイスコーヒー・ホットコーヒー・オレンジジュース・野菜ジュースを無料で頼むことができます。
きらの里での過ごし方
きらの里での過ごし方は自由です。あくまでも一例として、参考にしてみてください。
- 15:00 チェックイン
- 15:30 散策
- 16:00 大浴場 or 貸切風呂
- 17:30 夕食
- 19:30 部屋の露天風呂
- 20:00 部屋でお酒を飲む
- 21:30 散策
- 22:00 夜鳴きソバ
- 23:00 就寝
- 7:00 起床
- 7:30 朝風呂
- 8:30 朝食
- 10:00 身支度
- 11:00 チェックアウト
チェックインは15:00から、チェックアウトは11:00までなので、フルタイムできらの里を堪能することをおすすめします。
※夕飯は二部制(17:30か20:00)ですが、22時の夜鳴きソバや早起きしての朝風呂を考えると、17:30のほうがスケジュールを組み立てやすいです。
きらの里の料金体系
日付や客室によって変わりますが、だいたい20,000~30,000円くらいですね。平日か日曜日が比較的安く泊まれます。わたしは日曜日の宿泊で、離れ「竹ぶえ」に1人20,000円で泊まることができました。
まとめ
八幡野温泉郷 杜の湯 きらの里は、広大な敷地で温泉と豊かな自然に癒される素晴らしい温泉旅館でした。カップルの温泉旅行に、ファミリーの一家団らんに、夫婦の記念日に、どんなシーンでもきっと満足してもらえると思います。
すでにまた行きたい気持ちが爆発しそうなくらいです。読者のみなさんに、心からおすすめします。ぜひ行ってみてください!