「浜のかきあげや」とは?
静岡市清水区由比といえば、「海のルビー」と呼ばれる桜えびの聖地。
そんな由比港には行列のできる人気の食堂「浜のかきあげや」があります。土日は、多くの人でごった返してかなりフィーバー。
今では静岡県外の多くの地域で、桜えびを食べることができますが、鮮度が落ちやすい(静岡市内の居酒屋でさえ、明らかに鮮度が悪い時があった)ので、本当に新鮮な桜えびを食べたいのなら、やはり由比をおすすめします。
「浜のかきあげや」では、さまざまな桜えびメニューを味わうことができますので、数時間かけて訪れる価値アリ!ぜひたくさんの人に来てもらいたいです。
目次
いつ行くのがベスト?
桜えびは、春(3月中旬~6月初旬)と秋(10月下旬~12月下旬)に漁期があります。休漁期間中も「浜のかきあげや」は営業していますが、当然漁期に行くのがベストに決まっています。
最高の時期に、由比で桜えびを堪能しましょう。
「浜のかきあげや」の様子
日曜日の開店30分後くらいに行きましたが、すでに駐車場には車がいっぱい。あいにくの雨模様でも、この通り行列ができています。大人気!
ただ、行列にたじろぐなかれ。結構回転が早いのでご安心を。待っている間に、壁に貼ってあるメニューをじっくりチェックしましょう。
「浜のかきあげや」のメニュー
店名にもなっている「かきあげ」は要チェック。釜揚げの桜えびとしらすを味わえる「由比どんぶり」や「浜のカレーうどん・そば」など魅力的なメニューが並びます。
圧倒的におすすめなのは、お得な「由比丼セット」(由比どんぶり・かきあげ・桜えびの味噌汁)。これで1,000円って衝撃的。
生桜えびをタレに漬け込んだ「沖漬け丼」も見逃せないです!桜えびを生で味わえる贅沢は由比ならでは。
お会計を済ませたら、流れに沿って食事スペースへ移動しましょう。なかなかの混みようです。
これが「由比丼セット」だ!
ついに「由比丼セット」と一戦を交える時がやってきました。どんぶり・かきあげ・味噌汁、すべてに桜えびが使われています。贅沢ぅううう!!!
桜えびの釜揚げとしらすの釜揚げの最強タッグ。キン肉マンで例えるならば、ザ・マシンガンズ(キン肉マン&テリーマン)のよう。え、わかりにくい?
これは…うまい!桜えびの上品な甘みが口いっぱいに広がっていきます。しらすもふっくらしていて、やわらか。桜えびの脇役でないことを証明。
桜えびのかきあげは、驚くほどにサクサク。家で揚げるのとは比べ物にならないぐらいのサクサクパラダイス。
味噌汁にも桜えびがたっぷり。いいダシが出ています。港にある食堂の味噌汁の安定感ってハンパないですよね。
桜えびによって得られた高揚感。どんぶり・かきあげ・味噌汁の三重奏は、今まで聴いたことのないような音色を奏でてくれました。桜えび先輩、ありがとう。
生桜えびをタレに漬け込んだ「沖漬け丼」も食べてみましたが、臭みもなく本当に新鮮。うむむ、甲乙つけがたい。いや、つける必要がない。どちらのどんぶりもうまいでいい!
「桜えびまつり」もいいけれど…
由比漁港では、毎年5月3日に「桜えびまつり」が開催されます。このお祭りでも桜えびのかきあげを購入することはできますが、大人気すぎて本当に混むんです。その様子はわたしもレポートしています。
「桜えびまつり」もいいけれど、できれば普段の土日に「浜のかきあげや」を訪れることを推奨します。
お店の情報
週末の土日は、開店と同時にかなり混雑しますので、どうぞお早めに。
店名 | 浜のかきあげや |
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住所 | 静岡県静岡市清水区由比今宿字浜1068-2 |
電話番号 | 0543-76-0001 |
営業時間 |
10:00~15:00 <火~木(桜えび漁期間のみ)、金~日・祝> |
定休日 | 月曜日、火曜~木曜(桜えび休漁期間)、祝日の翌日、年末年始 |
座席数 | 食事スペースあり |
タバコ | 完全禁煙 |
駐車場 | あり |
まとめ
静岡を訪れたら必ず食べたい「浜のかきあげや」の桜えび料理。ぜひ鮮度の良さを体感してみてください。