「丁子屋(ちょうじや)」とは?
安土桃山時代から400年以上の長い歴史と伝統を受け継ぐ「丁子屋(ちょうじや)」は、静岡市で超メジャーなとろろ汁の名店。
観光で静岡を訪れたなら、必ず押さえておきたいお店のひとつです。
目次
「丁子屋(ちょうじや)」はこんなお店
古民家マニアにはたまらない趣ある外観の「丁子屋」。東海道で最も小さい宿場の丸子で、ひときわ風格ある佇まい。
実は、歌川広重の「東海道五十三次」に描かれたお店で、今もなお営業を続けているのは、この「丁子屋」だけなんだとか。すげー。
もちろん、歌川広重だけでなく、十返舎一九の「東海道中膝栗毛」や松尾芭蕉の俳句にも登場する名店中の名店なのです。
メインの大広間は、なんと64畳。見上げれば、歌川広重が描いた55枚の浮世絵がズラリ。
ここ以外にもたくさん部屋があるので、お昼時でも結構すんなり入れます。予約専用の個室を含めると、全部で9室もあるんですよ。
「丁子屋(ちょうじや)」のメニュー
「丁子屋」の代名詞であるとろろ汁。全てのセットのベースとなっているのが、定番の「丸子(1,450円)」。
「丸子」に何をつけるかでセットが変わりますが、どのセットも魅力的ですね。ただ、「丸子」でも十分な量なので気をつけてください。
とろろの創作料理はバリエーションが豊富。静岡名物の「黒はんぺんフライ」も、ぜひ召し上がってみてください。
丸子の地で、とろろ汁や一品料理を食べながら、静岡の地酒を飲むのは最高に贅沢ですね。
名物のとろろ汁を堪能しよう
看板メニューの「丸子」を注文。とろろ汁・麦飯・味噌汁・香物・薬味というシンプルな構成ですね。
おひつからお茶碗に、ごはんをよそいましょう。軽く盛る程度のほうが、とろろ汁とのなじみ方も良いと思います。
静岡県産の在来自然薯を使った白味噌仕立てのとろろ汁。
たっぷりとろろをかけていただきましょう。さあ、伝統の味を確かめようじゃないか。
うまーい!
お茶碗に半分くらい盛ると、だいたい5杯はいけちゃうので、結構な量があります。ちなみにごはんはおかわり自由(笑)
味噌汁が密かに美味しい。完全なる脇役なんだけど、とろろごはんのベストパートナーは、やっぱり味噌汁なんだと実感。
「丁子屋(ちょうじや)」のここがおすすめ
「丁子屋(ちょうじや)」のおすすめポイントをおさらいしていきましょう。
- 歌川広重の浮世絵にも描かれたとろろ汁の名店。
- 店内は部屋数が多く広くて過ごしやすい。
- 静岡の在来自然薯を使ったととろ汁は絶品。
お店の情報
店名 | 丁子屋(ちょうじや) |
---|---|
住所 | 静岡県静岡市駿河区丸子7丁目10-10 |
電話番号 | 054-258-1066 |
営業時間 | 11:00〜19:00 |
定休日 | 木曜日 |
座席数 | 257席 |
タバコ | 完全禁煙(喫煙所あり) |
駐車場 | あり |
まとめ
慶長元年から丸子の地で営業している名店「丁子屋」。代々受け継ぐ伝統のとろろ汁をぜひ味わってみてください。
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