藤原竜也×山本裕典出演舞台『鱈々』ではじめての舞台鑑賞

舞台『鱈々』とは?

鱈々』とは、韓国の劇作家・李康白が1993年に発表した4人芝居を日本を代表する演出家の栗山民也が手掛けた舞台。出演は、藤原竜也・山本裕典・中村ゆり・木場勝己の4人。いずれも舞台経験が豊富な役者さんですね。

『鱈々』は、10月に21日間「天王洲 銀河劇場」で開催され、11月に長野、静岡、大阪、福岡、鹿児島でツアーが行われました。私は、全国40公演の千秋楽である清水マリナート(静岡市清水区)の公演を鑑賞しました。

個人的に、舞台というものをこれまで鑑賞したことがなかったので、今回が初体験。新しい世界を知る良い機会となりましたよ。

舞台『鱈々』の感想

まずは、『鱈々』のあらすじを確認しましょう。ホリプロのサイトから引用させていただきました。

二人の男は長い間、倉庫で働き、倉庫の中で共に暮らしてきた。

ジャーン(藤原竜也)とキーム(山本裕典)。

彼らの仕事は箱を指示通りに管理するだけの単調な毎日。

箱の中身は知らない。

ジャーンは、与えられた仕事を完全にこなすことが、自分が価値ある存在だと確認できる唯一の方法と信じ、ひたすら仕事に励む。

一方キームは単調な生活に嫌気がさし、適当に働き、夜は外で酒を飲み女と遊ぶ。

ジャーンはキームを家族のように想って世話を焼くがキームはそれが気に入らない。

そんなある日、キームの遊び相手、ミス・ダーリン(中村ゆり)、さらにトラック運転手である彼女の父(木場勝己)が倉庫に現れ、二人の日常に変化が訪れる。

二人は、倉庫での暮らしを、このまま続けることができるのか。

人によって捉え方が変わりそうな内容でしたね。単調な仕事を指示された通りに正確にこなす、どれだけ頑張っても評価されず、ミスをしても何も言われず、自分の存在価値とは何なのか?そんな現代社会を風刺するような要素もあり、ジャーンの決して叶わない切ない片想い的な要素もありました。

個人的には、笑いのシーンとシリアスなシーンが両方ともあって、なんとなくどっちつかずな印象を受けてしまったので、どっぷり暗い話でも良かったかなと思いましたが、まぁこれは舞台初心者の戯言です(笑)

もしかしたら、もっと単純で笑いの要素たっぷりな舞台のほうが自分好みだったかもしれません。終演後には、スタンディングオベーションが起こり、多くの人たちが感動・共感した様子。素晴らしい舞台だったのは間違いないようです。

はじめて知った舞台の魅力

今回、はじめての舞台鑑賞だったわけですが、舞台の魅力をたくさん知ることができました。

生ならではの迫力

音楽をライブで聴くのが圧倒的に良いように、演技も生で観るのが一番良いですよ。生で観る役者さんの演技は「すごい」の一言に尽きる!

感情を剥き出しにした表情や言葉、ひとつひとつの動作、役者さんたちの掛け合いは、テレビドラマでは得られない生ならではの迫力があります。

舞台に出演する役者さんは間違いなく本物ですね。大勢の観客の前で演技をするというのは並大抵のことではないですよ。私だったら、出演1分で失禁しています。

特に藤原竜也さんの演技は圧巻でしたね。デビューは蜷川幸雄さん演出の舞台『身毒丸』だし、その後も蜷川さんの千本ノックを受け続けた経験豊富な役者さんだから、圧倒的な存在感がありました。

山本裕典さんのダイナミックな演技も観客を魅了していましたね。サービスショットもあったし(笑)もちろん、他の2人の役者さんも良かったです。

小さな世界がそこにはある

『鱈々』の話の舞台は倉庫だったわけですけど、清水マリナートのステージ上には倉庫というひとつの世界が確かに出来上がっていて、倉庫の隅から鑑賞しているような感覚になりました。

役者さんたちはもちろんすごいんですけど、空間作りをする美術さん、照明さん、音響さんもすごいし、役者さんをその世界にはめ込む手助けをする衣裳さん、ヘアメイクさんもすごいなと。

まとめ

『鱈々』ではじめて舞台を鑑賞して、私は舞台の魅力を知りました。舞台にハマりそう!まだ未経験の方は、ぜひ舞台を観に行ってみてください。

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ABOUTこの記事をかいた人

はなげっくす

静岡のグルメ情報を中心に、静岡の観光やイベント情報も発信。グルメ系の商品レビューやオピニオンなど、いろいろ書いています。ぐるなびの「みんなのごはん」、アルバイトタイムス「DOMO+」ライター。地元のSBSラジオに出演経験あり。ビールと温泉が好き。