「つむらや」とは?
おしゃれスポット・鷹匠、人はそう「静岡の代官山」と呼びます。呼んだことないけど。そんな鷹匠にある蕎麦屋といえば、やはり「つむらや」。昭和51年創業の人気店です。
ずっと行きたかったのですが、ようやく行けました。「つむらや」の魅力はいかほどか、調査してきましたよ。
※残念ながら2017年11月をもって閉店しましたが、「つむらや」で15年修行した方が独立して「ちゃやま」をオープンしました。
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「つむらや」はこんなお店
鷹匠の路地を歩いていると、ひときわ目立つ「つむらや」。岡部から移築した築200年の古民家と言われています。どうりで貫禄があるわけですね。
揺れる木々、風情のあるアプローチは、気分を高揚させてくれます。
外観のイメージ通り、店内は広くて80席ほどあるそう。木のぬくもりとやさしい照明でリラックスできます。
「つむらや」のメニュー
メニューは、冷たい蕎麦・温かい蕎麦・天丼など、このあたりはどの蕎麦屋にもありますが、変わり蕎麦やふくわうち、おにわそとなどは「つむらや」ならではですね。
アテが多いのも「つむらや」の特徴。お酒に合いそうなメニューがズラリ。
季節によっても変わると思いますが、やはり日本酒は豊富。久保田・初亀・若竹のほか、日本各地のお酒が揃います。
名物「ふくわうち」がおすすめ
おそらく、「つむらや」を訪れた多くの人が注文するであろう「ふくわうち(1,650円)」は、5種類の蕎麦が一堂に会する看板商品。
わざわざ5種類を作るのは、お店側からしたら大変そうですが、お客側からしたら歓喜ですよね。ありがたい!
全然飲むつもりじゃなかったけど、お店の雰囲気が「飲んでいいのよ」と言っていたので(気のせい)、「生ビール(700円)」を注文。そりゃ美味いでしょうね。
月替わりの変わり蕎麦。今月は新生姜を使った「しょうがきり」。しょうがの風味がきつくなく、ほのかに香ってすっきり。食べた瞬間に、爽やかな初夏の風が心を吹き抜けました。
桜えびのかき揚げも美味しかったです。白髪ネギの食感もGood。
大ぶりの鶏肉、生麩のもちもち感、味のしみた椎茸煮。個人的にはこれが好き。
シャキシャキの蕎麦もやしがすごくさっぱりしていていい感じ。
いそでフィニッシュ。定番ながら安心感のある間違いない味わい。
1つずつは少量ですが、かき揚げや鶏肉などもあって、食べ終わる頃には満腹。鶏肉などは少しあたたかかったり。5種類が一定して「冷たい」ではなくて、途中で温度変化があるのは巧いなと思いました。
「つむらや」の特徴
「つむらや」の特徴ですが、自家製粉石臼挽きの手打ちの二八蕎麦で、コシがあって喉越しもばっちりでした。
だしは数種類のかつお節をブレンドしていて、かえしは3ヶ月以上熟成させているそうです。つゆの味としては、甘すぎず辛すぎずちょうどいい感じ。
お店の情報
店名 | つむらや |
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住所 | 静岡県静岡市葵区鷹匠2-13-17 |
電話番号 | 054-252-4514 |
営業時間 |
11:00~15:00(L.O.14:30) 17:30〜20:30(L.O.20:00) 水曜日のみ昼だけ |
定休日 | 木曜日、第三水曜日 |
座席数 | 82席(テーブル36席、座敷38席、囲炉裏8席) |
タバコ | 完全禁煙 |
駐車場 | あり(15台) |
まとめ
みなさんにも「つむらや」を代表する「ふくわうち」の満足感をぜひ味わっていただきたいです。日本酒やアテも豊富なので、飲みながら蕎麦を楽しめそうですね。
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