「レストラン ビオス」とは?
富士宮の里山にある「レストラン ビオス」は、オーナーである松木一浩さんが営む静岡県を代表するフレンチレストラン。
2017年に就任(この時弱冠23歳)した本岡将シェフによる五感に響き渡る至高のフレンチを味わってみてください。
※惜しまれつつ閉店となりました。感動をありがとうございました。オーナーとシェフには、またどこかで会えることを楽しみにしています。
目次
「レストラン ビオス」はこんなお店
自然に囲まれた僻地にぽつんと佇む「ビオス」。すぐ隣には自家農園があります。重厚な扉を開けて入店しましょう。
クラシックが流れる風格のある店内。静かな時間がゆっくりと流れていきます。
大きな窓からは、雄大な富士山とヤギの親子愛を眺めることができてほのぼの。
「レストラン ビオス」のメニュー
「ビオス」のメニューはコースのみ。自家農園で採れた有機野菜と地元の野菜が主役。たくさんの感動を味わっていただきたいのでフルコースがおすすめ。
コースメニュー
- 季節のティスティングコース(12皿程度):9,500円
- 季節のティスティングコース(6皿程度):5,800円
※別途10%のサービス料と消費税がかかります。
テロワールの奥深さに感動!
長谷川農園のマッシュルームを使用したコンソメ。シンプルだからこそ引き立つ芳香。ふわっと生姜の風味。
ガヴォットというお菓子の中にマッシュルームのピューレ、上にはスライスしたマッシュルーム。香りを楽しむ料理。力を加えると簡単に崩れてしまうくらい繊細。
エスプーマした里芋にマリネした長芋とレンコン。キャラメリゼした玉葱とパルミジャーノ。
ひよこ豆のチップスの上にターサイとレンズ豆。複数の食感が見事に重なり合います。
自家製リコッタは、シャリっとする甘いメレンゲ、極上のなめらかさのチーズ、オリーブオイルの風味、ほんのりスモーキーな香りが調和。
焼き上がったばかりの天然酵母のパンは、驚くほどカリカリでふわふわ。煮詰めた牛乳とバターをホイップして作ったホイップバター。
シャキシャキとした食感を絶妙に残したアスパラガス。心地良い青い香りが鼻へ抜けます。グアンチャーレ、ホタテとのバランスも完璧。
朝採れた冬野菜の温かいサラダ。これほどまでに野菜を美味しいと感じたのは初めてかも。とてつもない存在感。
南瓜のフランの上には、複数の海老とエキスたっぷりのソース。南瓜の甘味と海老の風味がベストマッチ。
メインは真鴨のロースト。下にはマスタードのソースとふきのとうのソース。ほどよい噛み応えがありつつ、とってもしっとりとした歯ざわり。
シャリシャリのりんごと綿雪のようなシャーベット状のミルク、上にはりんごの皮でとったソース。爽やかな味わいが広がります。
ブラックカカオとアマレットのデザート。こんなところにも野菜が。苦味がアクセントに。
農園の土を見立てたようなデザートは、ぶどう山椒が効いた生チョコレート。お茶ともぴったり。
とてつもなく感動!
「レストラン ビオス」のここがおすすめ
「ビオス」のおすすめポイントをおさらいしていきましょう。
- コンテストなどの受賞歴がある期待の星・本岡将シェフ。
- 自家農園の有機野菜を中心とした最高峰のコース。
- 五感に響き渡る料理で感動の余韻がすごい。
お店の情報
店名 | レストラン ビオス |
---|---|
住所 | 静岡県富士宮市大鹿窪939-1 |
電話番号 | 0544-67-0095(完全予約制) |
営業時間 | 11:30~13:30(L.O.)、17:30~1:30(L.O.) |
定休日 | 火曜日、水曜日 |
座席数 | 25席ほど |
タバコ | 完全禁煙 |
駐車場 | あり |
まとめ
「レストラン ビオス」は、野菜の美味しさと力強さに心が震える農園直営のフレンチレストランでした。本岡シェフの妙技に酔いしれてみてください。
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