【リオ五輪】男子400mリレーで日本が銀メダルを獲れた理由

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男子400mリレーで日本が銀メダル

リオ五輪男子400mリレー決勝で、日本が史上最高となる銀メダルを獲得しましたね。感動で泣きそうになりました(泣いていない)。日本の4選手、本当におめでとうございます。

これまでの男子400mリレーの最高位は、2008年の北京五輪の銅メダル。塚原直貴、末續慎吾、髙平慎士、朝原宣治の最強メンバーで掴んだ、五輪のトラック競技日本男子初のメダルでした。

あれから8年、若き日本の400mリレーメンバー。山縣亮太(24)、飯塚翔太(25)、桐生祥秀(20)、ケンブリッジ飛鳥(23)の4選手が、歴史を塗り替える快挙を成し遂げたのです。

男子400mリレー予選の走り

まずは、男子400mリレーの予選ですね。ジャマイカやトリニダード・トバゴなど強豪と同組。

山縣選手のロケットスタートから始まり、3回のバトンパスは完璧。最後はケンブリッジ選手が余力を残しながら、ジャマイカ(ボルトは温存)を抑えてのゴール。

なんと、日本新&アジア新37.68を叩き出しました。素晴らしすぎる。

男子400mリレー決勝の走り

そして、男子400mリレー決勝。当然、ボルトもガトリンも登場。

山縣選手のスタートの反応は相変わらず世界レベル。飯塚選手へのバトンパスはもたついたものの、桐生選手へのバトンパスはスムーズ、そこからの加速が素晴らしい。最後、ケンブリッジ選手が粘って銀メダル獲得!

そして、予選で叩き出したアジアレコードを更新する37.60!なんてこった。泣きそう(泣いてない)。本当に素晴らしいレースでした。

銀メダル獲得の要因

日本選手の100mの自己ベストは、山縣選手が10秒05、飯塚選手が10秒22、桐生選手が10秒01、ケンブリッジ選手が10秒10です。

9秒台が1人もいない日本がなぜ銀メダルを獲得できたのか、それは徹底的なバトンパスの研究と改良にありました。

バトンパスの研究と改良

アメリカなど多くの国で採用しているのが、渡し手が上からバトンを渡し、受け手が腕を伸ばして受け取るオーバーハンドパスという方式。遠くから渡せるので、距離が稼げます。

ただし、オーバーハンドパスには、走るフォームが崩れやすいという欠点がありました。

それに対して、これまでの日本は、渡し手が近い距離で下からバトンを渡すアンダーハンドパスという方式を採用してきました。走るフォームが崩れにくいという利点があります。

ただし、これは近い距離で渡すため、距離が稼げないという欠点がありました。

そこで日本が去年から取り組んだのが、アンダーハンドパスの改良です。渡し手と受け手が腕を伸ばし、距離を稼ぎながら自然なフォームで渡す改良型アンダーハンドパス。

陸連と選手は、何度もビデオでタイミングをチェックし、徹底的に研究しました。個々の力では勝てない日本が、世界に勝てる強みを模索し、新たな武器を手に入れたのです。

そして、リオ五輪の決勝の舞台で、4人が実力を遺憾なく発揮。まさに世界一のバトンパスを見せたのでした。

まとめ

リオ五輪では、連日日本の活躍が伝えられていますが、今回の日本男子400mリレーは、間違いなく歴史的快挙だったと思います。

今回のリレーメンバーの4人はまだまだ若く、個々の成長やバトンパスがより成熟すれば、ジャマイカと互角の勝負をできると思います。

今回の五輪には出場できませんでしが、サニブラウン選手などの若き才能が4選手に割って入ってくれば、東京五輪が本当に楽しみですね。

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静岡のグルメ・イベント・観光地の情報を中心に、Webサービス・商品レビュー・オピニオン・音楽の記事も書きます。また、ぐるなびの「みんなのごはん」では、地方ライターとして静岡のグルメを全国に発信中。だいたいビールを飲んでます。