児童虐待について思うこと

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児童虐待の実状

2013年度、全国の児童相談所の児童虐待に関する相談件数が7万件を突破しました。統計を取り始めた1990年以降数字は落ちることなく、23年連続で過去最多を更新している状況です。

残念なことに、虐待による死亡事例は年間50件を超えるといいます。1週間に1人の子供が亡くなっているという現状に皆さんは何を思いますか?

なぜ虐待は起こるのか

子供がいる親御さんならわかると思います。自分の子供はとにかく可愛い。もちろん言うことを聞かない時にイラッとしてしまうことがあるのはわかります。しかし、常に愛情が上回り、気持ちをコントロールできるのが普通の感覚です。

つい最近も酷い事件がありましたが「睨んだから手を出した」などという考えは異常です。幼児に睨まれて殴ってしまうという沸点の低さ。異常としか言いようがありません。仮に睨んだとしても睨ませたのは誰のせいでしょうか。原因は自分自身にあることを全く理解できていないのでしょう。

異常な人間が起こした事件について、なぜ起こったのか考えても答えは出ないのかもしれません。23年連続で過去最多を更新している相談件数を見れば、それぐらい解決策がなく歯止めがきかない状況なのです。

問題はどこにあるのか

ニュースでよく見る犯人の肩書き「無職」「母親の交際相手」という言葉。

義父やパートナーが無職のパターンが多いですよね。しかし、実父でも義父でも親であることには変わりがなく、子供を育てる責任があるので、当然ですが無職ではいけません。

子供を育てる為にはお金が必要です。また、ある程度の経済的があったほうが、心にもゆとりができるのは確かで、逆に経済力がないと、そういった不満や怒りの矛先が自分より弱者に向けられるケースは非常に多いと思います。

家に転がり込んできたパートナーが無職だった?それを受け入れる母親にも問題があるでしょう。

血の繋がりはどうでしょうか。血の繋がりがなくても子供にたっぷり愛情を注げる立派な父親はたくさんいますし、血の繋がりがあっても虐待をする父親もいます。もちろん、虐待するのは父親だけでなく母親のケースもあります。血の繋がりの問題ではありません。

痛ましい事件

虐待のニュースを見る度に心が痛みます。同じ犯人の顔を見たり身勝手な動機を聞くと、本当に胸糞が悪いです。

殴られて痛かったろうな、怒られて悲しかったろうな。それでも子供にとっては、パパ・ママだったんだろうなって、なんとも言えない気持ちになります。

血の繋がりなんてあってもなくてもどっちでもいいのです。子供は親に甘えたいし頼りたいのです。子供の気持ちをもっと感じ取ってください。

一緒に過ごした日々を思う

子供が産まれた日のこと、出会った日のこと、楽しかった日のことを思い出しましょう。一緒に過ごした日々はかけがえのない時間です。

子供に対して感謝しましょう。失われた小さい命は二度と戻りません。輝かしい未来を奪う権利は誰にもありません。もちろん、パートナーにも同じくらい感謝しましょう。一緒に育てていくパートナーは大切な存在なのですから。

もしパートナーが子供を虐待しているなら、必死で止めてください。子供を救えるのはあなたです。1人で止められなかったら周りの人に相談しましょう。

近所の人も「最近、あの家の子供の様子がおかしい」と感じたら、必ず児童相談所に相談してください。「189」にかけると、近くの児童相談所に繋がります。ちょっとの勇気が問題を解決するきっかけになるかもしれません。まずは相談しましょう。

厚生労働省-児童虐待防止対策

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静岡のグルメ・イベント・観光地の情報を中心に、Webサービス・商品レビュー・オピニオン・音楽の記事も書きます。また、ぐるなびの「みんなのごはん」では、地方ライターとして静岡のグルメを全国に発信中。だいたいビールを飲んでます。